S4XEROが起動できない問題の解決策や、クロスヘアのカスタマイズ方法などざっくりまとめてみました。
追記(2020/7/9):クロスヘアのカスタマイズについて、武器ごとにカスタマイズできるように説明を変更しました。
目次
- 1 S4XEROとは
- 2 日本語環境だと起動できない問題の対策
- 3 RapidJumpとは
- 4 コンソールを使う
- 4.1 help
- 4.2 reload stats
- 4.3 reload crosshairs
- 4.4 hud_legacy [0 or 1]
- 4.5 fps_limit [30 ~ 1000]
- 4.6 sensitivity [0.00 ~ 100.00]
- 4.7 fov [30 ~ 90]
- 4.8 anti_aliasing [0 ~ 2]
- 4.9 anisotropic_filtering [0 or 1]
- 4.10 p2p_enable [0 or 1]
- 4.11 saturation [0.00 ~ 2.00]
- 4.12 contrast [0.00 ~ 2.00]
- 4.13 rapidjump key [number]
- 4.14 rapidjump frames [number]
- 4.15 rapidjump repeat [0 or 1]
- 5 クロスヘア(照準)のカスタマイズ
- 6 仮想フルスクリーンとフルスクリーンの切り替え
- 7 本家S4Leagueと違うところの一例
- 8 不具合
S4XEROとは
公式サイトは以下のURL
- 非公式鯖
- 10月までオープンβテスト
- 現在はTDとDMのみで、今後追加予定。次の追加はチェイサーモード
- オープンβテスト中にProレベル41に到達すると、βテスト後は入手できないアキシウムソード(プラズマソード)を入手できます。
非公式サーバーのため、導入は自己責任で
日本語環境だと起動できない問題の対策
日本語環境だと文字コードの影響でロード中に落ちてしまいます。
アップデートで正常に起動できるようになりました。
公式S4と同様にカウントダウンなど一部のUIは表示されないため、表示させたい場合は以下の方法をお試しください。
コントロールパネル > 地域 > 管理タブ > システム ロケールの変更(C)... > ベータ:ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用(U)にチェック
で起動ができるようになります。
この設定を有効にすると、一部のソフトウェア(AviUtl、TeraPadなど)で文字化けが起こります。
RapidJumpとは
マクロを使って背の低い壁を蹴る方法が以前からありましたが、S4 XEROではこれを「RapidJump」と呼び、標準搭載されています。
デフォルトではマウスの4番(サイドボタン)に割り当てられています。
後述のコンソールで割当や挙動を変更できます。
コンソールを使う
コマンドを打って細かい設定をいつでも変更できます。
値を入力するコマンドは、値を入れずに実行すると現在の値を表示してくれます。
F11キー
で開いたり閉じたりできます。
help
コマンド一覧が表示されます。コンソールを開いたらとりあえずこれを打っておくと良いです。
reload stats
未実装?
reload crosshairs
クロスヘア(照準)を再読み込みします。クロスヘアをカスタマイズした際に、ゲームを起動し直さなくても反映させられます。
hud_legacy [0 or 1]
HUDのUIを変更します。
0 | S4XEROオリジナルUI |
1 | S4League標準に近いUI |
fps_limit [30 ~ 1000]
フレームレートの上限を変更します。
sensitivity [0.00 ~ 100.00]
マウス感度を調整します。設定で変更できるものと同じ。HOME/ENDキー
でもできる。
fov [30 ~ 90]
視野を変更します。数字が大きいほど広くなります。
anti_aliasing [0 ~ 2]
アンチエイリアス効果の切り替え。
0 | なし |
1 | x2 |
2 | x4 |
anisotropic_filtering [0 or 1]
異方性フィルタリングの切り替え
0 | 無効 |
1 | 有効 |
p2p_enable [0 or 1]
P2P方式の有効/無効の切り替え(クライアントの再起動で反映)
0 | 無効 |
1 | 有効 (default) |
saturation [0.00 ~ 2.00]
グラフィックの彩度の調整と思われます
contrast [0.00 ~ 2.00]
グラフィックのコントラストの調整と思われます
rapidjump key [number]
RapidJumpを実行するキーを仮想キーコードで設定します。マウスのサイドボタンならrapidjump key 5
または rapidjump key 6
仮想キーコードは以下のページから確認することができます。
rapidjump frames [number]
RapidJumpの実行時間をフレーム数で指定する。初期値は8。
rapidjump repeat [0 or 1]
よくわからないです。初期値は1
クロスヘア(照準)のカスタマイズ
S4XEROではクロスヘアをカスタマイズすることが可能です。
今回はHMGのクロスヘアをカスタマイズしてみます。
クロスヘアのファイルの場所
ドキュメント > Xero > crosshairs
にクロスヘアのddsファイルが保存されています。
Gimpとそのプラグインをインストール
ddsファイルはGimpにプラグインを入れると編集することができるようになります。
Gimpのインストール
Gimpのインストールは以下の公式サイトから。
Gimpのプラグイン「gimp-dds」を導入
gimp-ddsというプラグイン(zipファイル)をダウンロードして解凍
https://code.google.com/archive/p/gimp-dds/downloads
解凍したdds.exe
をC:\Program Files\Gimp 2\lib\gimp\2.0\plug-ins
に配置で完了です。
ddsファイルを編集する
今回はcross.dds(十字のクロスヘア)を複製し、hmg_custom.ddsとして編集します。
cross.ddsをコピーアンドペーストし、名前をhmg_custom.ddsとします。
Gimpで編集します。とりあえずうんこを描きました。
hmg_custom.ddsに上書きエクスポート(W)を選択して上書きします。
レイヤーを複数使った場合は結合してからエクスポートしないと正常に表示されません。
XMLファイルを編集して武器にクロスヘアを割り当てる
ドキュメント > Xero > xml >crosshairs.xml
をメモ帳などで開きます。
今回はHMGのクロスヘアを変更するので、<!-- Heavy Machine Gun -->
と書かれている行を探します。
作成したクロスヘアのファイル名に合わせて以下の通りに書き換えて上書き保存します。
変更前 | <crosshair id ="2020001" path="cross.dds" /> |
変更後 | <crosshair id ="2020001" path="hmg_custom.dds" /> |
ゲーム内で確認する
すでにゲームを起動している場合、F11キー
でコンソールを開き、reload crosshairs
でクロスヘアを再読み込みします。
無事にHMGのクロスヘアがうんこになりました。ゲーム内で確認しながら微調整しましょう。
仮想フルスクリーンとフルスクリーンの切り替え
仮想フルスクリーン(ウィンドウを切り替えても最小化されないフルスクリーン)からフルスクリーンに変えると、Windows8以降で入力遅延軽減の効果があります。
ランチャーのEXCLUSIVE FULLSCREEN
にチェック。
または、ゲーム中にAlt+Enter
で切り替えができます。
本家S4Leagueと違うところの一例
- 大差で負けている状態でボールを持ってもSPが自動で減ります。ルーム作成時にPity / Boostにチェックを入れると、公式と同じくSPが減らなくなります。
- Friendly Modeでは一人の状態でもゲームスタートできるので、気軽に練習できます。
- フィールドにいる味方のHPと名前が常に見えます。代わりにTABキーでマップを表示できません。
- 服などに能力が付いていないため、全員同じステータスです。
- 一部武器の挙動が異なります。HMGやシャープシューター他
不具合
レールガンの照準が近接武器のものになっている不具合
対策としては、ドキュメント > Xero >crosshairs
にあるmelee.dds
とcircle3.dds
のファイル名を入れ替えることでレールガンの照準が正常になります。
近接武器もレールガンの照準になってしまいますが、レールガンが近接の照準になってるよりはマシかなと…。
練習モードでUIが表示されない不具合
練習モードではなく通常の鍵部屋を作り、Friendly Modeにチェックを入れれば一人で練習ができるのでそちらがおすすめ。
Station-3がプレイできない
リスポーン時に死ぬ(つまり2度死ぬ)不具合があったので現在修正中だと思われます。